助産師転職で給料はどのくらい上がる?

看護師

助産師というのはその名称通りの職業となります。メインの仕事は助産行為になりますが、助産にまつわる業務全てを請け負いますし、じょく婦や新生児に関係する保健指導も助産師の担う重要な仕事です。

助産師になるためには看護師資格を取ることをまずは求められます。看護師資格を取得したあとは、看護師の経験を経て、その先にある助産師資格取得を目標とする事になるでしょう。
助産師求人について

助産師になるための教育を受け、国家試験にパスすることで助産師になることができます。看護の知識、助産の知識と経験が必要となる、専門性に富んだ職業のひとつです。

命に関わる仕事になるために、多くの知識と経験を求められるためでしょう。助産行為に関しては、お医者さまの他には助産師にしか許可されていないことを考えると、その厳しいルールも納得できますよね。

助産師さんの活躍する場は、産院や病院の産婦人科などですが、助産師さんが開くことの出来る助産院なども存在します。ですが近頃は少子化と比例するように助産院はどんどん少なくなっていますので、助産師さんの殆どが病院の産婦人科に勤務しているようです。

元々看護師さんを経てなることの出来る職業のために、70歳を過ぎても現役で活躍している助産師さんも少なくありません。息の長い職業のひとつです。
アルメイダ病院

次に、助産師さんの一般的なお給料がどれくらいかというと、もちろん職場によって違いはありますが、初めてのお給料で26万円程度、賞与が120万円から140万円ほど、年収になると500万円を少し超える程度だと言われています。医療にまつわる仕事の中では多いと考えていいと思います。平均年齢としては、高めなのも特徴です。

看護師さんというのはこのように高い将来性を感じさせる職種と言えますが、近頃は少子化の影響や、出産に関係する訴訟で廃院を余儀なくされるお医者さまも多いため、助産師が働くことの出来る職場自体が減少してしまっています。

ですが、自分らしい出産を経験したい妊婦さんは年々増え続けているのも事実です。助産師さんたちには、これからもぜひ活躍して欲しいと願いますし、そのような社会になって欲しいとも思います。

助産師になるためには

新しい命の誕生をサポートする職業が助産師という職業になります。この助産師という職業に就くためには、どのような方法があるのかというと、専門学校で学ぶ方法と、四年制大学に準備されている助産コースで学ぶ方法が存在します。

ただし、助産師というのは男女とも就ける職業ではありません。「助産師とは厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子」というのが、保健師助産師看護法にある決まり事になるため、女性にしかなれない職業のひとつなのです。

助産師の出来ることは、「助産所」を開業することも含まれます。助産所は、妊婦さんや産婦さん、じょく婦さんが入所できる施設ですが、10人を越えての入所は出来ない施設です。

助産師さんは新しい生命誕生に立ち合える仕事になりますが、全てのお産にひとりで関われるわけではありません。安全な分娩ではないものや、難しい分娩、異常な分年の場合は、提携している産婦人科医に連絡することが決められていますので、ひとりで立ち会えるお産は正常な分娩のみという事になります。

ところで助産師になるための学校である「助産学校」というのは、年々少なくなっているそうです。それは社会問題ともいえる「少子化」のためと考えられています。

助産師になるためにはまず看護師の資格を取り、その後に助産師学校で必要な教育を受け、実習を経験し、国家試験にパスすることを求められますが、実習内容は直接介助を十例ほど経験することが必要にになるでしょう。

少子化が進行している現在ではこの十例というのが困難となってしまいます。分娩の数や産婦人科が無くなってしまったことも関係しているため、十例の直接介助を行うこと自体が難しいためです。

大学の助産コースではない助産師学校になると、資格取得は一年間を目標にする学校が殆どとなります。看護師さんであれば、四年制大学卒業でなくても、助産師を目標にすることは可能です。専門学校でも短大でも、看護師資格を持っていれば助産師を目指すことができるでしょう。

助産師さんというのは、新しい命をその手で取り上げることの出来る、他の職業では感じることの出来ない感動があります。少子化と言われるこの時代でも、求める声は年々大きくなっているようです。

助産師の充実感とは

「少子化日本」と呼ばれるのがデフォルトとなってしまった日本ですが、それに比例するように助産師を目指す人もどんどん減少していると言われています。助産師という職業は新しい生命誕生のサポートを行えるすばらしい職業ですが、大変なこともたくさんあるからです。

いざ助産師の資格を手にすることができても、その辛さに挫折する人も少なくないと聞きます。

出産というのは大体の予定は決まっていても、はっきり時間がわかるわけではありません。陣痛が開始するタイミングも人それぞれですし、分娩に必要とする時間も妊婦さんによって違いがあります。人によっては二、三日かかるお産もあるようです。

また、お腹にいる赤ちゃんが健やかに育っていた場合でも、安産で生まれてくるかというと、必ずそうともいえないのが出産です。お産時に急変してしまい、難産になる場合もありますので、その時その時の助産師さんの判断は大切になって来ます。

健康な赤ちゃんを取り上げることへの、助産師さんにかかるプレシャーというのは並大抵なものではないのです。そう考えると、助産師さんというのは、他の仕事と比べても「命の誕生」に関わる分、とても大きな負担のかかる職業だと考えられるでしょう。

それでもなお、助産師を夢に掲げてがんばる人たちは存在します。助産師さんというのは、命の大切さ、美しさ感動を味わえる職業だからです。もちろん自分のお産ではありませんが、新しい命を心待ちにしているご家族と、同じ感動を分かち合えることができます。

元気な赤ちゃんの泣く声を耳に出来た時には、今までの辛いことがぜんぶ無くなってしまうのよ、そう笑顔になる助産師さんは少なくありません。仕事内容の苦労や、大変さに比べて高くない報酬などにジレンマを抱える助産師さんも多いかもしれませんが、仕事への充実感は味わえる職業です。

助産師という言葉は、その言葉通り、「お産をサポートする」という意味から来ています。リスクがないように、元気な赤ちゃんの命をご家族の元に届けるため、そしてその感動を味わうことができるように、助産師さんにはぜひこれからもがんばってもらいたいです。

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