助産師の職業を正しく把握したい

助産師を「将来なりたい仕事」と捉えている人は少なくありません。助産師というのは新しい小さな命の誕生に携われる稀少な、そして重要な職業です。ですが、「助産師」という職業を正しく把握している人は、余り多くない気がします。

日本は少子化が社会問題になって随分経ちますが、それと比例するように助産師という職業に就く人も徐々に少なくなっているようです。

その理由は様々ですが、ひとつには、もしも自分の取った行動によって新生児に何かトラブルが生まれてしまった場合を考えてしまう、ということもあると聞きます。

他にも、男性がつく仕事と同じ位タフな業務内容だと言われていることも、助産師のハードルを挙げている一因です。妊婦さんの陣痛のスタートは様々ですし、お産が終わる時間も一定ではないためです。仕事はハードなのに、お給料が少ないな、と感じる人もある程度存在します。

助産師の業務内容の仕事は、妊婦をいつも温かくフォローすること、というのも含まれます。お母さんの体、お腹の中の赤ちゃんの体を健康に維持しながら、安全なお産を目指していくことがメインの仕事です。お産というのは想像もできないような痛みがあります。

殆どの妊婦さんは泣いてしまったり、絶叫するとも聞きますので、そんな辛い状態の妊婦さんをサポートするということは、考えているよりもずっとハードなことだと思った方がいいでしょう。

また万が一新生児が誕生した時に産声を上げない場合は、すぐに甦生術を施すことを求められます。常に冷静に、その場で正しい判断が行えるよう、ふだんから気を遣うことが必要なのです。

助産師の職業というのは、一般に職業と比較してもハードな職業だと捉えられます。ですがお産の瞬間というのは、いつでも神聖で感動溢れる場です。命が生まれる瞬間に立ち会えるということは、妊婦さんやご家族の喜びを間近で見られ、感動を共有できるということ、とてもやりがい溢れる職業なのです。

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